絵本「いのちをいただく」

最近、食育という言葉を耳にする。

ウィキペディア(部分的に引用)によると「様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。」
「単なる料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化、食ができるまでの第一次産業についての総合的な教育のことである。」
「食育という言葉は明治時代に当時の西洋医学・栄養学批判を展開した石塚左玄が1897年(明治30年)頃、「体育智育才育は即ち食育なり」と造語した。」とある。


ほぉ!最近作られた言葉ではないんだ。明治時代から食についてちゃんと考えられていたんだ!


「健全な」というのは、食べ物を残さず食べる。それだけではなく、食べ物として自分の手元に届くまでの様々な人たちの苦労や、いただくイノチまで見つめていく。
そういうことも含めた健全な食生活を目指しているんだろうね。

そこまで食べ物を考えていくと、刺身のままで海を泳いている・・・ような発想はしなくなるはずである。



そこで今回紹介したいのは「いのちをいただく」という絵本である。
主人公は食肉加工センターで働いている坂本さんで、牛を解体することを通して「食べる」ということを教えてくれる。


読んでいると、牛を解体する描写がある。グロいなと思ったけど、それがないとどんな偉い人でも肉を食すことはできない。
坂本さんの仕事ってとってもすごいな、と思った。


そして。
動物であれ植物であれ、かけがえのないイノチである。その一生懸命生きているイノチを断ち切ってボクが生存していくために食していく。
イノチをいただかないと、生きていけない自分を見つめなおす。それも食育であろう。



動植物のイノチを断ち切って自分のイノチのためにいただくこと、さらに自分の口に入るまでには様々な人のご苦労があることを改めて気づかせてくれた思い出深い本になった。
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