DISCOGRAPHY / 矢野顕子
- 2010年02月21日(日) 文:とし
- 子供と一緒に聴きたい音楽
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矢野顕子が好きです。
往年のファンは70〜80年代の曲に胸がときめく人も多いと思いますが、ぼくの場合は、90年代以降から聞き出しました。歌声はもちろんその自由さに、こういう人を天才と呼ぶんじゃないかと、おぼろげながら思ったものです。
数年ほど前に初めて念願のライブへ行った時のインパクトは強烈でした。
特に驚いたのは、曲の合間でのフリートーク。話している間もピアノをポロポロ弾いていて、話しのテンションにぴったり寄り添いながら、メロディが聞こえてきます。笑っている時はピアノも笑い、真剣な話しをする時はピアノも真剣になったり。まるでずっと歌っているような印象でした。
キャプテン翼の「ボールが友達」のように、ピアノが体と一体化しているようなパフォーマンス。臭い言い方をすれば、音楽=生きる、という感じで、自分は仏教がそこまで身に染みて生活しているのかと、自問自答させられました。道を志す者にとっては、どの道であれ、それが人生の糧となり支えとなっていくものでしょう。
往年のファンは70〜80年代の曲に胸がときめく人も多いと思いますが、ぼくの場合は、90年代以降から聞き出しました。歌声はもちろんその自由さに、こういう人を天才と呼ぶんじゃないかと、おぼろげながら思ったものです。
数年ほど前に初めて念願のライブへ行った時のインパクトは強烈でした。
特に驚いたのは、曲の合間でのフリートーク。話している間もピアノをポロポロ弾いていて、話しのテンションにぴったり寄り添いながら、メロディが聞こえてきます。笑っている時はピアノも笑い、真剣な話しをする時はピアノも真剣になったり。まるでずっと歌っているような印象でした。
キャプテン翼の「ボールが友達」のように、ピアノが体と一体化しているようなパフォーマンス。臭い言い方をすれば、音楽=生きる、という感じで、自分は仏教がそこまで身に染みて生活しているのかと、自問自答させられました。道を志す者にとっては、どの道であれ、それが人生の糧となり支えとなっていくものでしょう。
さて、今回のオススメするのは、学生時代におやすみソングとして聴いていたアルバム「DISCOGRAPHY」。おやすみソングなんて言うとちょっと失礼かもしれませんが極上の子守唄になります。激しさや自由さが矢野さんのひとつの魅力だと思いますが、ここでは、とても優しくて、可愛らしくて、そっと側を歩いてくれているような印象。
こどもが遊び疲れて、少し落ち着いてきた頃に、そっとこのアルバムを流してみてはいかがでしょうか。親元離れて一人暮らしをする学生さんにもオススメです。
こどもが遊び疲れて、少し落ち着いてきた頃に、そっとこのアルバムを流してみてはいかがでしょうか。親元離れて一人暮らしをする学生さんにもオススメです。
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