こどもの魔法 / 竹村延一

地方寺院にいると、なかなか外に出にくく、まして家庭をもつとそれは激減する。
こんなことを言うと、ママたちから「男は全然マシじゃない!」とお叱りを受けそうだ。これには頭が上がらず、確かに母と子の関係の深さは男の比ではない。妻も、親からの助言で「子を授かったら10年は何も出来ないと思いなさい」と何度も念を押されたというが、心構えを持っていても有り余るほどの大変さが待っている。妻のストレスは、夫のストレスにもなるもので、良くも悪くも互いに繋がりあっていることを強く感じる。

竹村延和
ダブリューイーエー・ジャパン
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(1997-12-15)

ストレスはいろんなものに影響が出てくるので、少しでも減らしたいと誰もが思うはずだが、これがなかなかの厄介者。先日も、ツイッター上でストレスを抱えた人が「心のザワザワ、どう静めたらいいですか?」とコメントされたのを見て、思わずこう応えてみた。

ザワザワを無理に鎮めようとせずに、「私っていまザワザワだわ」と観察してみる。
ザワザワな自分もザワザワのままに受け止められたらいいですよね。
ぼくにとってそれを受け止めてくれるのが仏さまです。

改めて自分の書いたことを読んでみると、ずいぶん客観的に言っているなと反省する。
我が身を振り返ると、ストレスの溜まった時は、単純に、コップを思いっきり窓に投げつけて割る映像が浮かんだり、昔のおやじ像のように、食卓の机をひっくり返す映像が浮かんだりと、ずいぶん破壊的だ。実際には何とか理性で留めてはいるものの、頭の中ではそのイメージを繰り返していたりする。自分を観察するなんて余裕は全くなくなって、ただひたすら怒りが込み上げてくる時も多々あるのが私だ。

言葉と言葉を交わし合い、心を通わせることが出来れば何も言うことはないが、実生活の中では、そんな理想的にことは進まない。日常におけるストレスの解消法。仏教的には、小池龍之介さんの著書「もう怒らない」を一読してみることをおススメする。

さて、今回のおススメ音楽を一枚。
私は、感情のコントロールが危なくなると、お坊さんらしく読経したり手を合わすのかと言えば、恥ずかしながらそうではなく、まずやることは、ヘッドフォンを付けて爆音で音楽を鳴らす。怒りや苦しみの度合いによっても変わってくるが、口ずさめるようなポップミュージックよりも、ミニマルなテクノであったり、音の中に誘ってくれるような、抽象的な音楽を好んで聴く。

「こどもの魔法 / 竹村延一」

これは、感情の増幅が激しい時に関わらず、日常に溶け込むような音楽なので、純粋に音の変化を楽しんでいる。まるで、音のおもちゃ箱のように、シンプルなループにいろいろな音が混ざり合い、自然と心が和らぐ気持ちになれる。
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