ホントは知らない、南無阿弥陀仏。


 
メリシャカサポートメンバーの浅野です。
『絵ものがたり正信偈−ひかりになった、王子さま−』
という本を、出版することとなりました!

親鸞さまの『正信偈』

さて、『正信偈(しょうしんげ)』をご存じでしょうか。親鸞さまがあらわされた 『正信偈』は何百年もの間、多くの方にとても身近に親しまれ、毎朝おつとめされてきました。
浄土真宗の門徒さんでなくても、「真宗ですか!きみょうむりょ ですね!」という会話が成立するぐらい、とてもポピュラーな仏教聖典なのです。ドラマや映画、もしくは情報番組の中での、葬儀や法事の場面をよく見ると「きみょうむりょう  」とお坊さんが読経している場合が多かったりします。

 

 そんな『正信偈』ですが、その意味を理解している人は少ないようです。お経や仏教聖典の多くは、漢字だけでかかれてあって、特に『正信偈』は内容的にも難しく、訳を読んだだけでは意味がうけとりにくいのです。

「南無阿弥陀仏とはなに?」

「お経を称えるだけでなく、何が説かれているか意味が知りたい」
そんな声を時々耳にします。
ひと言でいうと、『正信偈』には 「南無阿弥陀仏とは何か」ということが、親鸞さまによってあらわされているのです。
仏教とは、自分とは遠くかけ離れた崇高なものというのではなく、今の私を、いつも支える力であって、そのはたらきこそ「南無阿弥陀仏」であるというふうに親鸞さまは受けとめられたのです。
そのことを、お釈迦さまがお説きになった経典、そしてインド、中国、日本のすぐれたお坊さん方が示された、解釈・解説書を通して、「これこそ仏教」と証明されたのが『正信偈』といえます。

なんまんだぶ なんまんだぶ

昔から浄土真宗の多くのお寺では、そのことをまちがいなく受けとるために、やさしく、丁寧にお話されてきました。たとえ文字が読めないような方でも「ナムアミダブツ、ナムアミダブツ」とお念仏を称えながら、「今、私に仏さまが、はたらいてくださっている」とよろこびの生活を送られました。

現代、生活スタイルの変化、核家族化などいろんな原因があって、お寺でそうしたお話を聞いたり、親から、子へ孫へと、仏さまを大切にする伝統が途絶えつつあります。
でも、人々が抱えている問題は変わってはいません。むしろ多くの方が、深い孤独を抱えています。その心に仏教が寄り添い、支える力となることこそ大切と考えて、この本を制作しました。


誰もが知っているけれど
ホントは知らない
南無阿弥陀仏のものがたり

この本では、親鸞さまの示された『正信偈』を、はじめての方にもやさしく味わっていただくために、絵本のかたちをとりました。(絵本といっても幼児・児童向けではなく 中学生以上、主に大人を対象)
初めての方にも、仏さまのこころを感じてもらえるよう、様々に工夫しています。

いろいろな方の協力をいただいて、今までにない新しいタイプの仏教書になったと思います。この本が縁となって、南無阿弥陀仏の世界をあじわっていただければと思います。


以下、本の最後に推薦文を掲載させていただきました、釈徹宗先生の言葉を少し引用させていただきます。

本書は単なる『正信偈』の現代語訳ではありません。『正信偈』がもつ宗教的感性を引き出すことによって、「絵ものがたり」ならではの語りへとつなげることに成功しています。

市角壮玄さんの絵は、読み手のイメージを喚起する絵柄となっています。まるで『正信偈』の言葉が花となって咲いたような感があります。親鸞聖人の『正信偈』を語る浅野執持さんの言葉と境界線が溶けてしまうような絵です。

本書の感性は、理屈を超えて、読み手の宗教的情感へとアクセスするに違いありません。


出版 法蔵館(2012/10/10発売予定)
形態 A5横長 上製本(ハードカバー) 48P 
価格 1,365円(税込)
フェイスブックページhttp://www.facebook.com/syoushinge

推薦・解説=釈徹宗 監修=石田慶和
文=浅野執持 絵=市角壮玄


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