お坊さんに聞いてみよう!3(釈 徹宗さんのこたえ)

メリシャカライブ2012のパネルディスカッションでお話しされた、釈徹宗さんのコメントの一部ををまとめさせて頂きました。

私たちが必ず出あっていく死別の悲しみについて、そしてお別れした方との関係について、深く考えさせられる内容でした。


「死」とは。


今の私は仮に和合した私、仮和合(けわごう)。生じたなら滅する、ごくごく当たり前のことで、悲しむべきことでなく、死が悲しいのは、死が分かって無いからと考える仏教もある。

実際にそう答えていた仏教者もいたけれど、日本の仏教はもっとウェットで、しがみついてはいけないと分かっても、やっぱりしがみついてしまう。そして、はかないからこそ愛おしいのです。


しがみ付いてしまう自分をどうすればいいのか。

仏教では「布施」が説かれます。

布施とは、「手から離すこと」であり「シェア」をすること。日頃からその手を離すトレーニングをしておく事が大切。いざという時に手を離すことができないと、どうしようもない状態で縛り付けられていることになる。そして自ら苦悩します。

自分から手を離し、シェアをすることも重要です。

フェアにシェアする事がこれからのキーワードです。

     

大切な亡き方は薫りとなって。

人が息を引き取った時に、その人の人生がただちに終わると考えるところは世界のどこにもありません。例えば人生の岐路にたった時、亡き方はどう判断しただろうかと思う薫りがします。


最後に…
釈先生に質問です。好きな小説家は誰ですか?(PNピノ)」


筒井康隆と京極夏彦です。





釈 徹宗(しゃく てっしゅう)
1961 年大阪府生まれ。龍谷大学大学院、大阪府立大学大学院博士課程修了。学術博士。相愛大学教授。日本仏教学会理事。浄土真宗本願寺派如来寺住職。NPO 法人リライフ代表。お寺の裏にある一軒家で地域の認知症高齢者のためにグループホームを運営するなど、多彩な活動を展開する。著書は『宗教聖典を乱読する』(朝日新聞出版社)、『不干斎ハビアン』( 新潮選書)、『法然親鸞一遍』(新潮新書) など多数。


釈先生ありがとうございました。
今回でゲストのこたえは終わりです。
今回は、メリシャカLIVEでお世話になった方々にご登場いただきましたが、今年のメリシャカLIVEも計画中です!どうぞお楽しみに!!

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