本堂建設しちゃった 解体篇2【ご本尊さま、こちらへどうぞ。】

8月17日夕方、本堂の入口を閉め、本堂の使用が終わった。

そこから長い夜となる。

落ち着く間もなく、仮本堂として使用する門徒会館にご本尊の仏さまを移動させることに。


仏さまは宮殿(くうでん)という建物のような中に安置してあるので、そこから取り出さないといけない。
移動前のご本尊
そしてまた阿弥陀さまの後ろには、光背という中心から棒状に伸びるものがあるので、それを折らないように注意が必要となる。

取り出すために、まず周りにある前卓(まえじょく)や上卓(うわじょく)という机状の仏具を移動させる。

宮殿のまわりにもいろいろ飾りのようなものがあるので、それも取り除く。

さて取り出す。父親がそろーっと動かすが、光背の棒がひっかかる。「折れるって!!」
ご本尊移動中
ピンとはじくように光背が出てくる。折れなくてよかった。。。折れたら入院だったよ。

それだけではなく、両側におられる、親鸞聖人と蓮如上人も取り出すことに。これらは軸なので、仏さまよりはスムーズかも。と思いきや、大変だった。
くるくるっと巻いて取り出そうとすると、何カ所か画びょうのようなもので留められてて引っかかるのだ。
軸もむき出しになっているわけではなく、厨子(ずし)と言われる建物状の中にあるので、手で探りながらでないとはずせない。

やっとのことではずし、何十年も安置されていた軸を見つめる。
後ろには、年代や、その当時の門主がうちの住職に宛てて送られたものだという署名などがある。これが大事なのだ。
軸の裏
片方にはそれがない。父親が言うには、その軸の表装をし直してもらった際に、その業者は後ろの署名が大事なことを知らなくて、それを捨ててしまったらしい。
本当に上手な業者は、後ろの署名の部分を薄くはがして修理後の裏面にそれを貼りつけるらしい。

父親は大学・大学院時代、古文書について学んでいたらしく、その辺りについてとても詳しい。そういう情報助かるなぁ。


そして仮本堂となる、門徒会館へ仏さまを持って行く。2つの軸は本堂完成までしばらくお休み。
あらかじめ、整えておいた台に仏さまをそろ〜と置く。

とりあえず、引っ越し終わり。あとは仮本堂として使うための最低限のものを運ぶ。参拝用の焼香机、お経本を置く机、僧侶が座るイス、ロウソクセット、そんなもんでよかったかな。ま、必要だったら随時持ってくればいっか。
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