白鳥ちあき《僧’s音楽vol.2》 福山雅治 彼と楽曲のすばらしさは、ここでは語りきれません

 

全国で様々な活動している僧侶に、そのハートを捉えた音楽を紹介していただきます。音楽を切り口に、お坊さんの等身大の人物像で感じていただきたいと思います。

 

Vol 2 白鳥ちあき さん

 -  浄土真宗本願寺派荘厳寺(山口県大島郡周防大島町)-

 

 

 

その2回目に登場いただくのは、僧侶であり、シンガーソングライターであり、そして手作りジャム専門店「瀬戸内ジャムズガーデン」の取締役を勤める山口県周防大島の白鳥ちあきさんです。

 

ちあきさんは、瀬戸内の周防大島にある荘厳寺の三姉妹の長女として生まれ、一旦は寺を離れ一般就職され、この頃音楽活動をスタートします。その後、結婚されますが、新婚旅行で訪れたパリで、ジャムの衝撃的な美味しさにであいます。そしてついに会社員だったご主人が島で起業、再び寺に帰り現在に至ります。

 

取締役(代表取締役はご主人)を勤めるジャムズガーデンのジャムはとにかく美味しい!一口食べると果実の甘みと香が口いっぱいに広がります。瀬戸内の光をふんだんに浴びて育った果実類で作ったジャムたち。原材料となる果実類は、全て自家農園か契約農家から直接仕入れ、果実生産現場に自ら関わるからこそできるジャム作りに取り組まれています。

 

たとえば、一般的には皮が青いうちに収穫して使用する「すだいだい」や「かぼす」などの柑橘ですが、マーマレードにする場合は樹上完熟させてから作った方が美味しくなるので、収穫時期を3か月も遅らせるなど、他にはないジャム作りをされています。年間140種類以上のジャム・マーマレードを煮込み、それぞれの季節に20〜30種類は店頭に並びます。

 

ジャムズガーデンのジャム

 

そして、ちあきさんはシンガーソングライターとして、全国で活動されているミュージシャン。

歌う僧侶として、多くの人に命の大切さや、思いやり、人と人との出会いやつながりの重要さ、広い意味での愛の歌を届けていきたいと、寺院や様々なイベントなどでのライヴをされています。

 

ライブの様子

 

そんな、白鳥ちあきさんに、半生でであった音楽を紹介いただきました。

 


 

 

いとこのお姉ちゃんの持っていたカセットテープをダビングした「尾崎豊」

 

 

ーーー初めて買ったレコード、CDを教えてください

「自腹購入は多分大人になるまでないです。田舎で近所にレコード屋さんがなかったので。初めてハマったのは、小6の時、いとこのお姉ちゃんの持っていたカセットテープをダビングした「尾崎豊」。」

 

ーーー中学時代好きだったアーティストは?

「岡村孝子、竹内まりや、松任谷由実」

 

ーーー高校時代好きだったアーティストは?

「Billy Joel、中島みゆき、小田和正」

 

ーーー大学生時代好きだったアーティストは?

「沢田知可子、黒沢健一、Amika」

 

 

福山雅治 彼と楽曲のすばらしさは、ここでは語りきれません

 

ーーー僧侶になってから 特に 心に刺さった、人生に影響を与えた、心の支えになった、そんなアーティスト、曲、アルバムがあったら、教えてください。 

大塚まさじ、斉藤和義、そしてここ数年は、福山雅治 なぜ今更なのかと自分で突っ込みながらハマっていきました。彼と楽曲の素晴らしさについて語るには、文字数が足りないので今回はやめておきます。

 

 

気づけば全部シンガーソングライター

 

ーーー紹介した以外にも沢山好きなアーティストがいますが、気づけば全部シンガーソングライターですね。

「他の形態も聞かないわけじゃないけど、深く聞きこみたいと思うのは全部ソロの方。
一人で言葉もメロディーも基本コード進行も生み出すわけだから、どっから切り取ってもその人の作品。
映画も好きだけど、でもどちらかというと小説の方が好きですし。「その、たった1人のその人」が生み出すものに、興味があるのかもしれません。」

 

 

音楽がなかったら、私は寺を継ごうとも思えなかった

 

ーーー音楽とのエピソードがあれば教えてください

「上にも書いたように、シンガーソングライターの曲ばかり好きになって、ハマると一定期間とことんその人の曲ばかり聞きまくるという 私の音楽遍歴。
たぶん、岡村孝子にハマった頃から、自分も歌を作って歌うような人になりたいって思いが生まれていましたが、その頃の私はそれをひた隠しにし、かき消そうとしていました。でも人間って、そんなにいくつも本当に好きなものに出合えるわけではないから、どんなに諦めようと思っても、本当にやりたいことって消したりできないんじゃないかと思います。
誰に言われたわけでもないのに、やっちゃう。何年たっても、飽きない。私にとっては、それは曲作りと歌うことでした。
就職氷河期をどうにか生き抜いて就職したけれど挫折して転職した頃、私は大塚まさじさんに出会い、初めてちゃんと音楽に手を出しました。
そしてやっと「私は音楽がやりたかったんだ」って気づいて、最初は自分自身を癒すためだけに曲を作っていました。それから少しずつ人前で歌うようになり、今だにずっと歌っています。
音楽がなかったら、私は寺を継ごうとも思えなかった。
音楽は私にとって、そんな存在です。

 

 

ここからは音楽以外について少しお聞きします

ーーー好きな仏語を教えてください

「「貧愛瞋憎之雲霧 常覆真実信心天 譬如日光風雲霧 雲霧之下明無闇」(『正信偈』より)

「私たちが抱く、むさぼり、いかり、憎しみの心は、如来さまからたまわる真実の信心の上に、雲や霧のように常に覆いかぶさっている。けれど、たとえば雲や霧に覆われている日でも、日光は雲や霧の下には闇がなく明るいように照らしてくれる。そんな風に阿弥陀さまの光は私たちを照らし、救ってくださっている。」
親鸞聖人はこんな素敵な比喩を使って私たちに言葉を残してくれました。あたたかみがありつつ簡潔で、超クール!!キュンキュンします。そしてソングライターとして読むと、敵わないなあって思います。
好きすぎて、このお正信偈の言葉からイメージを膨らませて作った曲もあります。」

 

ーーー好きな漫画は?

「「益田ミリさんの作品」
オススメポイントはサラッと深いことを主人公に言わせるところです。

 

ーーー好きな映画は?

「「Before sunrise」
人生で一番繰り返し観てる映画。そんなに面白いわけでも興奮するわけでもないのに。映画なんだけど、小説読んでるのにすごい近い気がする。映像もキレイ。」

 

ーーーオススメの旅先は?

「そりゃあもちろん「周防大島」!」

 

ーーー今、お坊さんとしての個人的なテーマがあれば、きかせてください。

「個人的なテーマなので秘密です。 」

 

ーーーメリシャカに対して、読者に対して一言

「同じ時代に生きてくれていてありがとう。」

 

白鳥ちあきさん、どうもありがとうございました!

 

 

 


 

白鳥ちあき しらとりちあき

(旧姓、白鳥智明。「ともあき」と読まれ、男性と間違えられ続けた経験からひらがな表記に。寺を出て嫁にいき松嶋智明になったものの、夫が脱サラ決めて私の実家に住むことに。)

浄土真宗本願寺派荘厳寺(山口県大島郡周防大島町)

僧侶、シンガーソングライター、手作りジャム専門店「瀬戸内ジャムズガーデン」取締役(代表取締役は夫)。

瀬戸内の周防大島にある寺の三姉妹の長女として生まれ、一旦は寺を離れるが、会社員だった夫が島で起業し、再び寺に帰り現在に至る。

「歌うお坊さん」として全国各地でライヴを行っており、「二胡奏者Mikiとのユニット「花音(かのん)」としても活動中。 
 

白鳥ちあき(花音)HP http://kanon-music.net/
瀬戸内ジャムズガーデン http://www.jams-garden.com/
Facebook https://www.facebook.com/chiaki.shiratori

 

 

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