麻田弘潤《僧’sミュージックVol.6》「周りのしがらみから離れ原点に帰る縁」ハナレグミ『サヨナラcolor』

『僧’sミュージック』 − 仏と僧と、音楽と。−

待ち遠しい、メリシャカライブ開催まで、二ケ月を切りました。eプラスチにてケット絶賛発売中です。お早目のご予約お願いいたします〜

http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002203934P0050001P006001P0030001

 

さて、《僧’s音楽》のコーナーでは、様々に活躍されている僧侶に、今までの人生で心に刺ささり、影響を受けてきた音楽についてお聞きしています。

 

Vol 6 麻田弘潤 さん

 -  浄土真宗本願寺派青木山極楽寺住職 消しゴムはんこ職人-

 

今回、ご登場いただくのは、消しゴムハンコ作家津久井智子さんと消しゴムはんこ×仏教のユニット「諸行無常ズ」を結成し、またお一人でも消しゴムハンコのお坊さんとして活動されている麻田弘潤さんです。

麻田さんは、2006年中越地震で被災したことをきっかけに、エコをテーマとした復興イベント『極楽パンチ』をスタートし、循環型社会への移行に向けたメッセージを発しつづけています。麻田さんと消しゴムはんことのであいも、極楽パンチを通してだそうです。

(メリシャカライブ2016に出演いただくアーティスト「青葉市子with小山田圭吾&U-zhaan」は、今年の極楽パンチに出演されたご縁を通して、麻田さんから紹介いただきました)

メリシャカライブでも、ご協力いただきました。

消しゴムはんこの指導をする麻田さん

 

そんな麻田さんに、時代ごとに影響を受けてきた音楽をお聞きしました!

 

 

 


 

 

登校して机を開けてみたらcharaのCDが入っていました

 

 

ーーー初めて買ったレコードを教えてください

「リンドバーグ 今すぐkiss me 」

 

 

ーーー中学時代の一曲、またはアーティストを教えてください

「JUN SKY WALKER(S)」

 

 

ーーー高校時代の一曲、またはアーティストを教えてください

「chara(僕は小学生の頃から高校まで、「チャラ」というニックネームで呼ばれていました。そんなある日、登校して机を開けてみたらcharaのCDが入っていました。誰かがいたずらで入れたようでした。その後、彼女が有名になるにつれて僕のニックネームは消滅してしまいました。)」

 

 

 

 

(周りのしがらみから離れて原点に帰るご縁」ハナレグミ『サヨナラcolor』

 

 

ーーー学生時代(僧侶になってから)の一曲、またはアーティストを教えてください

「JUDY AND MARY 京都に住みだした18歳の頃、当時はオウム真理教の事件があったりで、宗教の学校に入るのが怖かったのですが、そんな時に元気にさせてもらったのがジュディマリの曲でした。いつかYUKIちゃんに、うちの本堂でライブして欲しいと思っています。実現したらもうイベントごとは全部やめちゃおうと思います。)」

 

ーーー特に 心に刺さった、人生に影響を与えた、心の支えになった、そんなアーティスト、曲、アルバムがあったら、教えてください。

「ハナレグミ(SUPER BUTTER DOG)『サヨナラcolor』」

 

ーーーその音楽との思い出、エピソードなどありましたら、教えてください。

「お寺の世界は歴史が長い分、保守的なところがあります。ともすれば慣例通りにやりがちで、それが良いのか悪いのかを考えるということを放棄してしまいます。そんな世界に生きていると、この曲はすごく心に響きます。

親鸞さまの教えのように生きようとしているのか、自分が本当にやりたいことは何なのか。周りのしがらみから離れて原点に帰るご縁を与えてくれているような気がします。 」

 

 

だれも落第者はいなくて、みな尊いという教え 親鸞聖人『浄土和讃』

 

 

ーーーここからは、音楽以外のことについても教えてください 好きな漫画 オススメポイント を教えてください

「「スプリガン」オーパーツすげーってなります。 」

 

 

ーーーオススメの旅先 オススメポイント を教えてください

「鞆の浦 夕日が素晴らしかったです。日本海にはない波の穏やかさに感動しました。 」

 

 

ーーー好きな仏語を教えてください

「信心よろこぶそのひとを 如来とひとしとときたまふ 大信心は仏性なり 仏性すなはち如来なり(親鸞聖人 浄土和讃)」

 

 

ーーーその味わいどころやエピソードを教えてください

「僕は割と否定されながら育っていたせいか、いろんなコンプレックスをもっているのですが、仏様の世界に触れ,自分は仏様と同じように尊いいのちを頂いていると知ったことで、抱えたコンプレックスを前向きに受け入れることができるようになりました。以前は自分のぼそぼそノロノロと話すしゃべり声にコンプレックスを持っていて、人前で話すのがとても苦手だったのですが、今は堂々とぼそぼそノロノロさせてもらっています。

だれも落第者はいなくて、みな尊いという教えは、たくさんの人に知っていただきたいなぁと思っています。 」

 

 

ーーー僧侶としての、一番のであい(人物や事柄)を教えてください

「《人物》夜行電車で隣の席になったおじいさん

20歳くらいのころ、夜行電車で隣の席になったおじいさん。

ある歌手のコンサート帰りで、その歌手のファンクラブの会員番号2番で、歯医者さんやってて能の名誉師範もやっている方でした。

コンサートのパンフレットを眺めながら、とても楽しそうにされているのが気になり、話しかけてみました。

いろいろなことをお話ししましたが、そのおじいさんから「若いうちからたくさんのことをやりなさい。それだけ世界が広がるから。そしてそれはお坊さんとしても大切なことだよ」と言われ、以来気になることがあれば、とにかくやってみようと思うようになりました。このおじいさんとの出会いは「とにかくやってみる」という今のスタンスの原点となりました。

歳を重ねたら、おじいさんのようにワクワクにこにこしていられたらなぁと思います。

 

《人物》タブラ奏者のU-zhaan それとタブラ奏者のU-zhaan。

彼には8年前に極楽パンチに来てもらってから、毎年来てもらっています。今では大切な友人でもあります。

彼と初めて会った時は、正直なところ少しわがままと感じることもありました。なぜなら、こちらで作っていたステージの変更であったり、やっぱりこうしたいああしたいという要求が、こちらの考えている感覚より強かったからです。自分だったら、今用意しているものの中でやるのに。と思ったりもしました。

でも、実際本番になると、そのこだわりが素晴らしいものを生み出していました。とことんこだわる姿勢がより素晴らしいものを生み出すということに、彼の演奏から気づかされ、それから自分も仕事にこだわりを持ってやっていきたいと思うようになりました。

彼の演奏に取り組む姿勢を毎年見させていただいたことは、今では大きな財産となっています。力の抜き方、自分もこうありたいと思っています。

 

《事柄》中越地震

2004年の中越地震で被災したこと。被災直後、僧侶としてのキャリアが全く通用せず、お坊さんは何か特別という幻想から、すっかり離れることができました。 」

 

 

ーーー今、もし僧侶として何かテーマがありましたら教えてください

「人を差別する社会を容認する社会よりも、差別を無くそうとする社会の方がずっと楽しい。ということを以下にしてひろめるか。 」

 

 


 

麻田 弘潤 あさだ こうじゅん

1976年新潟県小千谷市生まれ 2000年龍谷大学短期大学部卒業。

浄土真宗本願寺派青木山極楽寺住職 本願寺派布教使・特別法務員 消しゴムはんこ職人

2006年、中越地震で被災したことをきっかけに、エコをテーマとした復興イベント『極楽パンチ』をスタートし、循環型社会への移行に向けたメッセージを発しつづけている。

2007年、極楽パンチを通して消しゴムはんこに出会う。現在、各地のイベントなどでワークショップを開催している。

2012年12月、消しゴムハンコ作家津久井智子と消しゴムはんこ×仏教ユニット諸行無常ズ結成。全国各地の寺院で消しゴムはんこ法話ワークショップを開催。

2013年より、「消しゴムはんこのお坊さん」として活動を開始。 東日本大震災以降は原発問題に関心を寄せ、2012年4月『東電・柏崎刈羽原発差止め原告団/市民の会』共同代表に就任。

極楽寺ホームページhttp://gokurakuji.info

諸行無常ズホームページhttp://shogyomujoz.com

書籍化された「諸行無常ズ」の作品集

 

TWITTER+SHAKAMUSIC
チケット予約はこちら
新しい記事
月別アーカイブス
エディター
とし
twitter メリシャカサイト用mixiロゴ.gif メリシャカサイト用facebookロゴ.gif

お問い合わせ
メルアド.gif